オーストリアを拠点とするオートメーションスペシャリストであるKEBAは、テーマである「私たちの情熱がお客様の成功」を掲げ、射出成形機を制御するKePlastシステムを紹介しました。

　KEBAのプラスチックプロダクトマネージャーであるGünther Weilgunyの紹介によると、今年の主要な展示は新しいKePlast i3000でした。CHINAPLASにおいて初めて中国市場に投入されました。

　新しいコントローラKePlast i3000の特徴として最新のマルチタッチテクノロジと、OPC UAやEUROMAP 77、79、82のようないくつもの通信プロトコルと標準インターフェースを可能にする将来性のあるソフトウェアプラットフォームを備えた強力なコントローラがあります。

　さらにOP 500シリーズの12、15、18インチのマルチタッチスクリーンパネルは操作の新しいスタンダードを作り、エンドユーザのニーズを満たしています。「直感的なマルチタッチジェスチャを備えたスムーズなワークフローにより、現在値を瞬時にセットし、サンプリングとサービスに必要な時間を減らすことができます。」と彼は述べました。

　さらに、高性能なコントロールシステムと革新的なマルチタッチ操作パネルにより、KePlast i3000は油圧式、ハイブリッド、全電動式、そしてマルチコンポーネント射出成形機向けの完璧なソリューションとなっています。 インダストリ4.0の発展の批評において、Weilgunyは以下のように述べます。「インダストリ4.0は未来を表し、私たちは幅広いコントローラとプラットフォームにより十分に準備をしています。現在、多くの中国のお客様がインダストリ4.0のコンセプトに向けて動いており、私の考えでは彼らはすでに多額の投資をしているでしょう。」

　「私たちはマルチタッチは現在大きなトレンドであると見ています。全てのお客様はスマートフォンに慣れています。ユーザはスマートフォンを操作するように機械をコントロールできます。これは業界において不可逆的なトレンドです。」と彼は述べました。

　カスタマイズはKEBAの大きな強みです、とWeilgunyは言います。「機械の要件により、お客様はソフトウェアの高度な個別化との組み合わせによりモジュールやコンパクトコントロールソリューションの様々な機会を得ます。更に重要なことに、プロセス制御最適化のカスタマイズされたソフトウェア適応が素早く簡単にできます。」

KePlastシステムはいつでもアップグレードできるターンキーソリューション です。さらに、Linuxベースプラットフォームは、簡単な実装やサードパーティ製のアプリケーションのスマートインテグレーション同様に、ハードウェアとソフトウェアにおける個々の適応を可能にします。

KePlast i3000：油圧式、ハイブリッド、全電動式、そしてマルチコンポーネント射出成形機向けの完璧なソリューション

KePlast CP 056と057：オンボード入出力を含んだコンパクトコントロール 、高速反応、サイクルタイム 500マイクロ秒

KePlastシステム：射出成形機向けの最適化されたターンキーソリューション